ニコ動や某批評空間(ぉ)の影響でついキュンとなって「恋妹SWEET☆DAYS*1」をやり始めてみました。
茶太さんが歌われてる爽やかなOP曲も魅力なのですが、よくよく曲の長さを見てみると「1分37秒」。おおっと普通のアニメに比べて7秒長い! そういえばこういうゲームの曲って、間奏に行かず1番で終わる曲でも、1分30秒ジャストで終わる例はそうありません。
対して近年のアニメOP/EDは、1分30秒におさめるのがもはや至上命題になってるかと思います(昔のアニメや、現代でも特撮モノとかはそれにとらわれないことがありますが*2)。でも前述の恋妹の曲を聴いてると、これはこの長さがちょうどよくて7秒は削れない。BPMを調整するか、数小節カットするのもなんだかなぁと。
ここでよくよく考えてみると、これがアニメのOPになったらムリヤリ7秒削ってしまってるということなのではと。
一つ思い出した例があります。06年放映の「乙女はお姉さまに恋してる」というアニメのOPですが、1番の最後の歌詞は「ah~恋が/叶うように」となっています。ところがテレビ版では後ろの「叶うように」がカットで、なんと前の「ah~恋が」だけで唐突に終わってしまい、ムリクリ1分30秒に収めるという荒業を使用。「恋が」で終わっちゃ「いったい恋がどうしたんだ?」と、まるで「あのね商法」をほうふつとさせる印象でした。
ただ「1分30秒」という枠が決まってるのは良い面ももちろんあるかと思います。字数に制限を設ける俳句・和歌、ページ内のコマ構成に制限を設ける4コマ漫画、音色と同時発音数に制限を設ける昔のゲーム音楽など例を挙げるまでもなく、制限を設けることでかえって創作意欲をかきたてさせられる側面はあります。そうした観点から、今後1クールあたり何十曲も生み出されていくOP/EDには、注目しないではいられないというわけでした。
*1 18歳未満の方は検索をご遠慮ください。ちなみに私はいまのところ茜派です(黒髪ストレートのセミロングかわいい)。
*2 例えば「仮面ライダーフォーゼ」や「スマイルプリキュア!」のOPは1分25秒です。それに比べ深夜アニメはほぼ1分30秒。
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